症状が似てる?「坐骨神経痛と糖尿病神経障害」


坐骨神経痛の特徴とは?

当院でも多い坐骨神経痛。

 

今回は、

 

「坐骨神経痛かと思ったら糖尿病神経障害だった・・」

というケースのお話です。

 

じつは坐骨神経痛と糖尿病神経障害にはあらわれる症状によく似た点があるんです。

 


坐骨神経痛の特徴

 まず「坐骨神経痛」によくある症状といえば、

 

・お尻から太もも、または足先までの痛みやしびれ

 

が主な特徴ですが、これは坐骨神経にそって起こり、すねや足先など広範囲に痛みやしびれがあるときは慢性化しているケースがほとんどです。

 

ちなみに慢性化とは、

 

・長い期間同じような症状がつづいている

・一旦治ったかのようにみえて何かのきっかけでまた再発する

 

このような場合をさします。

 

ただし「坐骨神経痛」は特殊な筋硬結(トリガーポイント)によって誘発されるケースが多く、問題となっている筋肉の柔軟性を回復(筋機能を正常化)させることができれば十分改善できるものです。

    

 


糖尿病神経障害の特徴

糖尿病神経障害は糖尿病の合併症として最初にあらわれることが多く、主に足先に感じる痛みやしびれ、感覚障害がおこります。

 

これは糖尿病神経障害の「靴下型」に分類され、ちょうど「くつ下」をはく範囲に症状が現れるのが特徴です。

※坐骨神経痛と症状が出る範囲が似ているため鑑別が重要

  

ちなみにこの症状は糖尿病により毛細血管の循環が悪くなり、神経に必要な酸素が不足することで起こるとされています。

 

とくに糖尿病神経障害で怖いのが、足指の怪我が治りにくく最悪の場合「壊死」してしまうこと。これを防ぐためにも早期発見が重要、というわけです。

 

ということで、施術者も鑑別をあやまると「糖尿病神経障害」を見逃してしまいかねません。いつも正しい予備知識を備えたうえで施術にあたるよう心掛けたいですね。