椎間板はクッションの役割をしていますが、加齢や姿勢不良、重い物を持つ動作、長時間の座位などにより負担が蓄積すると、一部が突出して神経を刺激します。
主な症状は、腰痛、臀部痛、脚のしびれや痛みです。咳やくしゃみで症状が悪化することもあります。
重症化すると筋力低下や感覚障害が起こる場合があります。
改善には、炎症を抑える安静と適切な運動療法のバランスが重要です。
近年では「過度な安静より、痛みの範囲で身体を動かすこと」が推奨されています。
体幹トレーニングや股関節の柔軟性向上、姿勢改善は再発予防にも有効です。
また、長時間の前かがみ姿勢や無理な重量物挙上を避けることも大切です。
排尿障害や強い麻痺がある場合は早急な医療機関受診が必要になります。
早期に適切なケアを行うことで、多くは保存療法で改善が期待できるでしょう。
本当にこわいヘルニアは全体の1%程度と言われています。
それ以外は緊急性のないヘルニアで、保存療法、運動療法で十分に改善が可能です。
そのための鑑別に以下のテスト法を活用し、ヘルニアで障害されうる神経レベルをある程度特定できます。
炎症軽減・神経刺激の緩和
長時間座らない
前かがみ動作を繰り返さない
痛みが強い時は無理にストレッチしない
短時間の歩行は推奨
仰向けで膝を立て、骨盤をゆっくり前後に動かします。
10回×2セット
体幹安定性の向上・再発予防
仰向けでお腹を軽くへこませながら呼吸します。
10秒キープ
10回
仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げます。
10回×2セット
背骨を丸める・反らす動作をゆっくり行います。
10回
姿勢改善・負担軽減
長時間座位を避ける
1時間ごとに立つ
股関節を使ってしゃがむ
急な重量物挙上を避ける
ウォーキングは血流改善と回復促進に有効です。
20〜30分
週3〜5回
以下の場合は医療機関受診が必要です。
排尿・排便障害
強い筋力低下
痛みが急激に悪化
安静でも強いしびれが続く
椎間板ヘルニアは、「動かさない」のではなく、「適切に動かす」ことが回復への鍵です。
正しい知識のもとで身体を管理し、再発しにくい身体づくりを目指しましょう。
当院では骨格を整える整体施術、マシンピラティスを併用したパーソナルトレーニングによる「ヘルニア改善プログラム」によりお体の早期回復をサポートします。
ぜひお気軽にご相談ください。