「膝が痛い」=「膝が悪い」。
こう考えるのはごく一般的です。
でもちょっと待ってください・・
膝関節というのは股関節と足関節(足首)の間にある関節です。
会社で言えば中間管理職のような存在。
いつも上と下に挟まれて右往左往している、そんなストレスフルな立場におかれた可哀そうな関節なんです。
突然訪れる「寝違え」の痛み・・
もちろん原因あってこその寝違えなので、その背景には慢性的な首こりや肩こりが必ずあるでしょう。
今回のケースもやはり、多忙な仕事に起因した肩こり由来の「寝違え」でした。
とくに首は精神的なストレスの影響をもろに受けるところ・・
それにデスクワークの疲れがかさなれば、当然受傷リスクはたかまります。
今回の臨床動画では、
当院独自の理論【ねじれ理論】を適応して体軸を調整しています。
・足首をよく捻挫する
・道でよくつまづく
・咄嗟にバランスをくずしやすい
こういう方は足の使い方をいま一度練習する必要があるかもしれません。
歩き方をはじめ、体の使い方にはそれぞれの癖が定着しています。
学校の体育でも教わらない「正しい体の使い方」・・
大人になればなるほど個々の癖は強調され、結果的に肩こりや腰痛などのさまざまな不調をまねいてしまうでしょう。
葛飾区立石、ひだまり整骨院で定期的におこなっているピラティス勉強会。
熟練のピラティスインストラクターの方々と、かなり実践的な内容で学びを深めることができました。
マニュアルや理論ではかれないの体の奥深さであり面白いところでもあります。
だからこそ学びに終わりはありません。
肩関節の障害には
「四十肩、五十肩」
「二頭筋長頭腱炎」
「腱板損傷(断裂)」
など、さまざまあります。
今回の腱板損傷は外傷性が多く、
「転倒して手をつき痛めた」
「野球の投球動作で痛めた」
など明らかな負傷原因があることがほとんどです。
運動はただ闇雲にやればいい、というものではありません。
運動は本来、一人ひとりの性格や運動経験、姿勢や動作の癖にあわせ、適切なメニューでおこなうことが大切です。
これを守れないと思わぬケガに見舞われてしまうことも少なくありません。
「ピラティスって高齢者には無理ですよね?」
「マシンピラティスに興味はあるけど若い人がやってるイメージが強くて・・」
こう思ってる方が結構多いようです。
でも実際はそんなことはありません!
むしろ高齢の方にこそマシンピラティスはおすすめです(*^^*)
当院ではピラティスインストラクターさん達をまねいて定期的な勉強会をひらいています。
体の勉強に終わりはありません。
常にインプットとアウトプットをしつづけ、新しい知見や理論、感覚を更新していく必要があります。
体の歪みとは日々の何気ない姿勢や使い方に起因します。
骨格や骨盤の歪みはかたよった筋肉の緊張によりうまれるもの。
逆にいえば、自分自身でつくった歪みは自分自身で整えることができます。そのための方法を当院ではマンツーマンで丁寧にお伝えしています。
姿勢をただしく保つのはとても大切。ただしい姿勢は呼吸を深め、内臓のはたらきを促進し、精神的な安定ももたらします。
ここで重要なのが、ただしい姿勢=学校の気をつけ姿勢ではない、ということ。