肩関節の障害には
- 四十肩、五十肩
- 二頭筋長頭腱炎
- 腱板損傷(断裂)
など、さまざまあります。
そのなかでも今回ご紹介する腱板損傷は外傷性のケースが多く、
- 転倒して手をつき痛めた
- 野球の投球動作で痛めた
など、明らかな負傷原因があることがほとんどです。
それに比較して四十肩、五十肩、二頭筋長頭腱炎などは
「いつの間にか痛くなっていた」
ということが多く、その一番の要因として考えられるのは慢性的な「肩こり」に付随するケース。
今回来院された女性はスノーボードで転倒したことがきっかけで肩関節を痛めてしまいました。
初回には徒手検査と施療をし、その後の経過観察から軽度の腱板損傷、というのが当院での鑑別結果です。
主な施療内容は
- 筋膜リリース
- 超音波治療器
- 簡単なセルフケア指導
その後、負傷から1か月ほどで可動域もほぼ回復し、痛みもほとんどなくなりました。
今後は本格的なリハビリに移行します。
肩関節の障害は種類にかかわらず、長引くことが多いため早めの処置が重要です。
当院では検査から施療、後療まで丁寧に対応します。
肩関節の痛みでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。