過敏性腸症候群には体幹の強化が有効

過敏性腸症候群(IBS)は難病に指定されている疾患のひとつで、いまだに有効な治療法がありません。
ときには腸閉塞や狭窄等をひきおこすこともあり、長期化すると将来的に大腸がんの発症リスクが高まるともいわれています。
また、重症化すると栄養不足や貧血を起こすことも。
好発年齢は20~30代で多く、その主な発症原因はストレスであることがわかってきました。
その発症メカニズムは、
「何らかのストレスが加わると脳下垂体からストレスホルモンが分泌され、過敏性腸症候群の症状があらわれる」
こう記されています。
これまで有効な治療法はないとされてきた難疾患ですが、なんと
過敏性腸症候群の改善に体幹トレーニングが有効である
ということが研究結果として示されたんです。
なぜ体幹(コア)の強化がIBSに有効なのか?
じつは体幹(コア)の強化は心と体を結ぶ神経回路のつながりを活性化し、ストレスを軽減させることがわかりました。
要はコアを鍛えると消化管の症状と心理的な不安が軽減される、ということです。
「まさか」と思うかもしれませんが、これは生理科学的な根拠にもとづくまぎれもない事実なんです。
初心者におすすめの「体幹強化エクササイズ」3選
最後に初心者にもおすすめの体幹強化トレーニングを3つご紹介します。
1.プランク
ポイントは「あごを引き体をできるだけ真っすぐ保つ」ことです。

2.バランスボール
乗り方は自由。不安定のなかに安定を探しましょう。

3.アブローラー
一流の格闘家もトレーニングにとりいれるアブローラー。
プランク同様、腰が反らないようにするのがポイントです。

過敏性腸症候群の有病率は10人に1人ともいわれています。
もしあなたがその一人だったとしたら、体幹トレーニングは十分試してみる価値があると思いますよ。
ぜひ無理のない範囲で実践してみてください。
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